どうも!こんにちは。東京建設コンサルタントの高木です。
昨日に引き続き、「仲間選びの3条件(後編)」についてお話をしていきます。
前回伝えたように、一番大事な条件は、①「誠実さ」です。
次に、②「有能か?」
③「頼りになるか?」
です。
まずは、②の有能か?について。
有能な人とは、「専門的な能力があり、それを役立てることができる人」
ただの優秀な人とは、違います。
経営者は、プレイヤーではないので、有能な人材を集めなければなりません。
例えるならば、サッカーですね。
どんなに有名な監督でも、有能な選手がいなければ、試合に勝てない。
監督が試合の中で、ボールを蹴りつつ、ゴールを守っているようでは、どんな試合も絶望的です。
これと同じように社長が、業務を実行しているようじゃ、会社は成果を上げられないでしょう。
経営者が、全てを実行していたら、それは個人事業主です。
経営者の仕事は、戦略を決めることです。
戦略とは、方向性・順番のこと。
何が1番で何が2番か、トップのみが決定できることです。
経営者の戦略が間違って入れば、利益は出ません。
会社を潰すこともあります。
だから、経営者は、考えて、考えて、考えて、そして考えて、戦略を練ることに全力を費やさなればなりません。
戦略を決めたら、有能な部下に戦術(やり方・道具)を作らせて、実行させる。
これが大事なんです。
一方、無能な人は、どんな人か?
自分が、こいつは無能だな〜と感じる人は、全部、社長に決定を求める人。
権限を移譲しているにも関わらず、何でもかんでも社長に判断をしてもらわないと前に進めない人。結構いますよね。
このタイプは、責任を取りたくないという気持ちが強いのでしょう。そもそも社長じゃないので、責任なんて取れないのに。これじゃ、伝書鳩です。ひょっとしたら、伝書鳩よりひどいかもしれません。少なくとも伝書鳩は文句は言いませんので。。いかん。毒舌になり過ぎました。話を戻しましょう。
次に「頼りになるか?」について説明をします。
頼りになる仲間は、社長のために、体を張って守ってくれます。決して逃げない人です。
組織内外に置いて、防御壁になってくれるので、社長は自分の仕事に集中ができるようになります。
僕が中野で起業したばかりの頃の話。「頼りにならない」ケースとして、こんなことがありました。
従業員Bに対する処遇に対して、従業員A(Bの監視役的立場)が、こうした方がいいと進言をしてきました。自分にとっては、大したことではないので、Aのいう通りでいいよと伝えたところ・・・ゴタゴタが発生。
AがBに伝えたところ、聞いたBは不服だったらしく、僕に話をして来ました。どうやら、Aは今回の処遇に関して、社長が決めたこと、社長が言ったことだからと・・・伝えたようで、なぜか僕がセコイ人間に。。つまりAは責任を回避した訳です。
いい人になりたいのは、わかるけれども、自分の発言には、しっかりと最後まで対応をして欲しかったなと思います。こういう人間は、頼りにならないどころか、無駄なトラブルを増やすタイプです。
こういう人たち、結構いると思います。
さて、そろそろ、まとめましょう。
信頼できる仲間を選択するポイントは3つ。
①誠実か?
②有能か?
③頼りになるか?
この視点で、周りにいる人たちを見てもらえると、良いチームができるはずです。
実際、全部、揃うことは難しいですが、時間をかけて探していきましょう。
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