(5)仲間選びの3条件はコレだ!(前編)

皆さん、こんにちわ。

株式会社東京建設コンサルタントの高木です。
さて、本日は、社長の仲間選びについてまとめていきます。
会社経営には、「ドラクエ」と一緒で「仲間」が必要です。

勇者だけではゲームはクリアできません。
仲間選びには、今まで沢山の失敗をしてきました。
その失敗から学んだ3条件はコレです。
誠実か?
有能か?
頼りになるか?

まず、最も大事な条件は、「誠実さ」です。
「誠実そうな人」と「誠実な人」の判別が、難しいものです。
会社を経営していると、信頼していた従業員が、不正をしていることがあります。
大抵の場合、不正を見つけるまでは、「誠実な人」と信じています。
だから、裏切られて初めて、「あ〜あの人も、そうだったんだな〜」と残念な気持ちになります。
「誠実な人」の判断をするには、時間が必要です。
 では、一緒に仕事を始めてから何年必要か?
・2年で十分か?
  ↓
・経験上、 このタイミングが一番危ない。慣れもあるし、情報が共有化され裏切り行為が増えるタイミングだと感じる。
・5年で足りるか?
 ↓
・これでも短い。このタイミングも、まだ裏切りが多い時期です。
・10年でOK?
 ↓
・100%ではないが、10年間、一緒にできた仲間は、誠実である。
 この期間については、自分の経験則なので、合理的な理由はないけれども、離婚率の統計が援用できると思う。

「仕事上の仲間」選び以上に大事なのが、「生涯の伴侶」選びだろう。
この統計によると、1〜2年が一番離婚率が高い。
次に1〜5年で半数以上の離婚が発生する。
10年以降は、離婚はあるものの全体から見れば、少数派であると言ってよい。
以上のように、誠実か否かの判断は10年間必要だろう。
ところが、10年間も待てない経営者が多いだろう。
特に中小企業は、人的リソースが薄いので、即戦力が必要になる。
そのような時は、その人の周辺の噂や評判を確認することが有用である。
できる限り、多くの人に聞きまくる。
そうすると、どうやら、お金に汚い、口が軽いから信用できない、裁判ばかりやっている。などなど。
しまいには、反社との繋がりが強いから気をつけた方が良い。と言うようなアドバイスまであった。
そんなことで、自分は、元警察幹部の顧問を雇って、万が一に備えている。念には念を入れている。特に建設、不動産、ホテル業界は大きな金額が動くので悪い人が多い。だからこそ、ここまでやる必要ががあるのです。

日本企業は、経営幹部は新卒からの子飼い社員から選出するのは普通ですよね。これも経営者としては、誠実な社員でないと、会社を任せることができない理由からだと思います。新卒の時から、長期間の信頼があってことの経営のバトンを渡せる。有用かどうかよりも、「誠実さ」が第一。そういうことです。
長くなってしまったので、明日にまた続きを。


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